施術方針

不眠に対する施術方針

takamuraseitai

Q:施術によって、なぜ不眠の症状が緩和されるのか?

このテーマについてご説明させて頂きます。

目次
1.不眠の原因
2.不眠の検査方法
3.不眠に対する施術
4.当院の特徴

1.不眠の原因

 当院では不眠の原因として大きく3つあると考えております。

不眠の原因

(1)ストレスの問題
(2)内臓の問題
(3)生活習慣の問題

(1)ストレスの問題

 睡眠のメカニズムとして、脳の松果体からメラトニンというホルモンが分泌されると眠くなります。しかし、心理的ストレスがかかるとメラトニンの分泌が阻害されてしまいます。

 具体的には心理的ストレスによって自律神経である交感神経が優位になったり、頭蓋骨が硬くなることでメラトニンの分泌が阻害されてしまいます。結果として、不眠の症状が出現します。

(2)内臓の問題

 内臓に関する不調や負担がかかると、交感神経優位になることや頭蓋骨が硬くなります。そのため、メラトニンの分泌が阻害されて不眠の症状が出現します。

(3)生活習慣の問題

 以下の生活習慣によってメラトニンの分泌が低下します。

・カフェイン

・たばこ

・アルコール

・夜間ブルーライトを長時間浴びる

・生活リズムが乱れている

 そのため、上記の生活習慣がメラトニンの分泌を妨げ、不眠の症状を惹起することがあります。

2.不眠の検査方法

 当院では不眠の原因の特定のために3つの方法を用います。

不眠の検査方法

(1)頭蓋骨の検査
(2)全身との関連性の検査
(3)問診

1)頭蓋骨の検査

 脳の松果体から出るメラトニンの分泌が適切かどうか、手で頭蓋骨を触れて検査致します。また、心理的なストレスが自律神経やメラトニンの分泌に関与することから、ストレスがどの程度身体に影響を与えているのか、頭蓋骨を介して検査していきます。

 当院の施術経験から頭蓋骨が硬いお客様は、メラトニンの分泌が弱い傾向にあります。

(2)全身との関連性の検査

 不眠の原因と関連している身体の部位を検査していきます。例えば足や骨盤の歪み、内臓の位置異常、胸部の可動域制限に伴う呼吸機能の問題など、全身との関連性をみていきます。

(3)問診

 不眠の原因のご説明で述べた生活習慣などを確認させて頂きます。

3.不眠の施術方法

施術は2つの方法を用います。

不眠の施術方法

(1)組織の調整
(2)ツボ

(1)組織の調整

 不眠の原因となっている組織の正常化を図り、症状の緩和を図ります。

 組織の調整とは、具体的には解剖学的に本来の正しい位置にゆっくり戻していくことを指します。

 例えば、不眠の原因が頭蓋骨の歪みだった場合、骨に手を優しく添えて歪んだ位置から正しい位置にゆっくりと戻していきます。その他の例として、胃の位置異常によって不眠が起こっている場合、胃を正常な位置にゆっくりと戻していきます。

 このように原因を特定した後は、歪んだ組織あるいは位置異常に対してゆっくりと正常な状態に調整していく施術を行っていきます。原因に対して施術を行うことによって副交感神経優位の状態となり、メラトニンの分泌を促していきます。

(2)ツボ

 不眠の原因となっている組織に対して、東洋医学のツボを用いた施術を行います。

 ツボを軽いタッチで刺激することで、骨の位置や内臓の位置などの正常化を促してくれます。例えば眼の下にある胃のツボを用いることで、胃の位置が正常な位置に戻りやすくなります。

 また、不眠に対しては、メラトニンの分泌を促すツボも用います。

 以上の(1)、(2)の方法を用いて不眠症状の緩和を図っていきます。いずれもソフトな刺激での施術となるため、痛みをほとんど感じません。

 結論として、当院の施術によって自律神経を安定させ入眠を促すメラトニンの分泌を促進し、深く眠れる身体の状態になっていきます。そのため当院の施術を受けることによって、不眠の症状が緩和されていきます。

4.当院の特徴

 当院では、以下の不眠の症状に関する施術経験と症状緩和の実績があります。

施術での対応可能な症状

・眠れない

・眠ってもすぐに眼が覚めてしまう

・夜中トイレに起きてしまう

・寝ていると足や腰に痛みが出る

・悪夢を見る

・寝ている間の噛みしめ

 長期的にみて、不眠の症状は早めに緩和することが望ましいと考えております。その根拠として、不眠になると以下の疾患になるリスクが高まると言われています。

不眠によって病気になるリスクが高まる疾患

・がん

・認知症

・脳梗塞

・心筋梗塞

・うつ病

 当院は症状の緩和を図るだけでなく、体質の改善を目指した施術を行っております。

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